水虫の治療期間は最低3ヶ月 (爪水虫の治療期間は最短でも半年)

2016年11月6日

水虫の標準的な治療期間は3か月~4か月です。爪水虫の場合は最短でも半年程度はかかります。これより短縮することはできません。水虫の完治には根気が不可欠です。

水虫の治療期間

水虫が完治するまでの治療期間は3か月から4か月です。どんなによく効く薬を使っても、この期間は変わりません。かかと水虫の場合は、もう少し長くなります。

水虫の治療に長い時間がかかる理由は、皮膚の角質の深い層にもぐりこんでいる水虫菌を退治するために、この程度の期間が必要になるからです。

水虫治療の原理

皮膚はミルフィーユのように層になっています。深い部分で新しい皮膚が生まれ、順番に表面に押し上げられます。表面まであがってくると最終的にはアカになってはがれ落ちます。

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皮膚(角質)が生まれて表面まで上がり、アカになって剥がれ落ちるまでの期間はおよそ3か月です。

あなたの今の皮膚は、およそ3か月後に完全に新しい皮膚に入れ替わります(ターンオーバーと言います)。水虫薬で水虫菌の繁殖をおさえながら、皮膚が入れ替わるのを待てば、3か月後には水虫菌がいないキレイな皮膚になります。

皮膚が入れ替わる期間は3か月。水虫の治療にはどうしてもこのくらいの期間が必要です。余裕をみて、4か月間は、水虫薬を塗り続けることをお勧めします。

下の図のように、皮膚の表面がきれいになっても、下層部分(赤斜線の部分)に水虫菌に感染した皮膚が残っていると、そのうちまた再発します。

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皮膚表面の見た目がきれいになっても、3ヶ月がすぎるまでは、水虫薬を塗るのをやめてはいけません。

わたしの水虫治療スケジュール

わたしは、約4ヶ月間、水虫薬を塗り続けました。わたしの水虫治療スケジュールを図示します。

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市販薬を買ってきて自己流で治療すると、1ヶ月目や2ヶ月目で治療をやめてしまいがちです。その時点ではまだ、皮膚の奥には水虫菌が残っています。

水虫がなかなか治らない、一旦治ったのに再発した、という人は、治療を途中でやめてしまった人です。4ヶ月間水虫薬を塗り続ければ水虫は必ず完治しますので、根気よく続けてください。

治療期間が長くなるほど費用もかさみますが、場合によっては安価なジェネリック薬を利用するなどして、十分な期間、薬を塗り続けてください。

通院は合計3回程度でいい

治療期間は長きにわたりますが、自分で自宅で薬を塗るだけなので、皮膚科への通院は3回か4回で済みます。

参考までにわたしの場合は、

  • 1回目の通院(初診) : 顕微鏡による水虫菌検査、塗り薬の処方
  • 2回目の通院(初診から2週間後) : 容態確認。塗り薬の変更。
  • 3回目の通院 (初診から2ヶ月後): 容態確認。塗り薬の処方。
  • 4回目の通院 (初診から3ヶ月半後): 完治したと言われる。念のためその後2週間は薬を継続。

という感じでした。

費用は皮膚科診療費と薬局の薬代の合計で6000円程度でした(健康保険3割負担適用)。費用の詳細は以下のページを参照してください。

水虫の治療費用をまとめました

爪水虫の治療には最低でも半年は必要

ここまで書いてきたのは普通の皮膚にできる水虫の話です。水虫菌が爪に感染した爪水虫の場合は、治療にさらに長い期間がかかります。最短でも半年(6ヶ月)が必要と言われます。

なぜなら、爪は皮膚よりも入れ替わりに時間がかかるからです。さらに、爪は表面から薬を塗っても奥まで浸透させることは難しいため、なかなか完治に至りません。

皮膚科では、爪水虫の治療には飲み薬を使い、内側から治療するのが一般的です。薬の成分は、塗り薬と同じラミシールなどが多いようです。

水虫薬を内服する場合は副作用が心配されるため、医師は血液検査と並行して処方します。詳しくは最寄りの皮膚科の病院に相談することをおすすめします。