ダマリングランデとダマリンLの評判、クチコミ、効果の違いは? 【水虫、カンジダ】

ダマリンで水虫治療

ダマリンという名前はテレビCMでもおなじみですね。水虫やカンジダの治療薬と聞くと、まっさきにダマリンを思い浮かべる人も少なくないはずです。
有名なだけではなく、評判も悪くないようです。ネット上の口コミや使用体験記でも、ダマリンの評判はまずまずです。
ところで、ダマリンには大きく分けて2種類あることはご存知でしょうか。

ダマリンの種類(成分による分類)

大正製薬は商品名に「ダマリン」とつく市販薬を数種類販売しています。これらのダマリンは、成分によって2つのグループに大別できます。

水虫治療という目的はどれも同じですが、「ダマリングランデX」と「ダマリンL,S」とでは薬効成分(薬としての本体成分)が違います。

商品名 主成分(薬品名)
ダマリングランデ テルビナフィン塩酸塩
ダマリンDX テルビナフィン塩酸塩
ダマリンL ミコナゾール硝酸塩
ダマリンS ミコナゾール硝酸塩

上の表のうち、上ふたつと下ふたつは主成分が異なります。つまり、ダマリンには2種類あります(ちなみに、「ダマリン」は単なる商品名であって、成分の名前ではありません)。

テルビナフィン塩酸塩とミコナゾール硝酸塩は、どちらも手足の水虫や局部のカンジダの治療に用いられる抗真菌薬です。

(局部(陰部・性器)のカンジダは、素人判断で市販薬で治そうとせず、医師に見てもらったほうがよいので、以下は手や足の水虫に限定して話をすすめます。)

2種類のダマリンのうち、どちらを使えばよいのでしょうか?

テルビナフィン塩酸塩、ミコナゾール硝酸塩のどちらがより効果的に効くかは、その人によっても違うので、一概には言えません。

どちらかが他方より圧倒的に効き目がよくて「おすすめ」ということはありません。効果の優劣は「人による」わけです。だからこそ2種類の薬が併売されているわけですね。

試しに一方を使ってみて効きがよければそれでよし。効果が見えなければ、もう一方に変えてみます。実際に試してみて効果があった方を、治療期間の3ヶ月間、塗布すればよいとのことです。

形態による分類(クリーム剤、液剤、スプレー剤)

ダマリンは、上表のように主成分で2分類できるほか、さらに薬の形態によっても分類できます。

水虫薬は、殺菌作用のある薬効成分を、水や油脂などの溶剤に溶かして作られています。溶剤の種類によって、薬の形態が変わってきます。

  • クリーム剤 (油脂等で溶いたもの)
  • 液剤 (水やアルコール等で溶いたもの)
  • パウダースプレー (スプレー式)

の3種類です(爪水虫用の飲み薬はありません)。

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チューブ入りのクリーム剤、ボトル入りの液剤、そして噴霧式のスプレー剤を、患部の状態によって使い分けます。

各種のダマリンには、それぞれ下表のタイプがあります。

薬の形態
ダマリンL クリーム
ダマリンS
ダマリンDX パウダースプレー
ダマリングランデ クリームスプレー

販売元である大正製薬の公式ホームページには、

  • クリーム剤:患部への刺激が弱いため、患部がジクジクと湿っている水虫に適しています。
  • 液剤:浸透力が強いため、カサカサしている水虫に適しています。
  • パウダースプレー:ジュクジュクした患部におすすめします。患部に付着したパウダーが表面の水分を吸収して患部をサラサラに乾燥させます。

と記載されています。

ジュクジュク水虫とカサカサ水虫

  • ジュクジュクした患部とは、皮膚が白くふやけてヒビ割れている状態です。指の間の水虫に多いタイプです。
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  • カサカサした患部とは、足の側面やかかとの水虫のように皮膚がささくれている状態です。
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自分の水虫の患部を観察して、ジュクジュク用、カサカサ用、どちらかの薬を選択するとよいと思います。

以下、メーカーのサイトの説明に従って、ダマリンを分類してみます。

ジュクジュク水虫用のダマリン(クリーム)

ジュクジュクの水虫に向いていると言われる、チューブ入りのクリーム剤の水虫薬です。

ダマリンLのクリーム剤は、ミコナゾール硝酸塩を主成分としています。

同じくクリーム剤ですが、ダマリングランデは主成分がテルビナフィン塩酸塩です。

テルビナフィン塩酸塩、ミコナゾール硝酸塩のどちらが効くかは、各人によって違うそうです。とりあえず値段が安い方を買って、試してみればよいと思います。Amazonと楽天市場では値段が違うので、安く買えるところを探しましょう。

カサカサ水虫用のダマリン(液)

カサカサの水虫に向いていると言われる、ボトル入りの液剤の水虫薬です。

以下の2つのうち、ダマリンLはミコナゾール硝酸塩、ダマリングランデはテルビナフィン塩酸塩を主成分としています。

ダマリンLの液剤は、ミコナゾール硝酸塩が主成分です。

同じく液剤ですが、ダマリングランデの主成分はテルビナフィン塩酸塩です。

ジュクジュク水虫用のパウダースプレー

パウダースプレーは、手を汚さずに手軽に使えるので、女性に人気があるタイプの水虫薬です。パウダー状の水虫薬なので、ジュクジュクした水虫をサラサラの状態にしてくれると、メーカーの公式サイトでは説明されています。

スプレータイプのダマリンには、ミコナゾールを主成分とする製品はありません。

ダマリンのジェネリック薬

ダマリンの主成分であるテルビナフィン塩酸塩とミコナゾール硝酸塩は、どちらも長年使われている薬です。このため、すでに薬品としての特許期間が切れており、安価なジェネリック薬が販売されています。

ミコナゾールのジェネリック薬

ダマリンLの主成分であるミコナゾールを使ったジェネリック水虫薬です。15g入りが3本で2000円程度なので、薬局で買う市販品のダマリンLよりも3割ほど安くなります。

テルビナフィン塩酸塩のジェネリック薬

ダマリングランデのジェネリック水虫薬も販売されています。ただし、「ダマリン」よりも知名度の高い「ラミシール」の名を冠して、「ラミシールジェネリック」という名称で販売されています。ラミシールジェネリックには、クリーム剤やスプレーのほか、爪水虫・かかと水虫などの治療に使われる錠剤(飲み薬)もあります。

ラミシール・ジェネリックについては別記事で詳しく紹介しましたので、そちらを参考にしてください。

ラミシールの効果的な使い方(クリーム剤と飲み薬)