コインランドリーで靴(スニーカー)を水洗い
靴が汚れたり湿っていたりすると、足の臭いの原因になるだけではなく、水虫感染の危険も高まります。健康で快適な足を保つためには、
- 白癬菌(真菌)などのバクテリアが足に付かないようにする
- 足を乾燥させておく
ことが大事です。
汚れて湿った靴は細菌繁殖の温床になるので、いつも清潔、乾燥を心がけましょう。
このために有効なのが、靴(スニーカー)の水洗いです。汚れと細菌と嫌な臭いを、全部同時に洗い流せます。
コインランドリーで靴を洗濯
自宅の庭や浴室で洗ってもよいのですが、結構手間がかかります。今回は、コインランドリーの靴専用洗濯機を使って洗ってみました。
最近のコインランドリーは清潔で広い店舗が増えてきました。全国展開しているコインランドリーチェーンもあります。
大手のコインランドリーは、広いスペースを生かして、スニーカー専用の洗濯機・乾燥機を設置しています。
料金は洗濯200円、乾燥100円程度。所要時間40分ほどで、きれいに洗えるし、乾燥も完了します。
靴専用洗濯機
近所に新しくできたコインランドリーで、靴専用洗濯機・乾燥機を使ってみました。洗濯機の外観は普通の小型洗濯機と同じです。洗濯機の上の電子レジみたいな機械が靴専用の乾燥機(電気式)です。
洗濯の値段は一回200円。洗剤はスニーカー専用の洗剤(消毒剤入)が自動的に投入されます。洗浄と同時に消毒・殺菌もしてくれます。
洗濯槽のなかには大きなブラシがあって、一度に2足をゴシゴシ洗ってくれます。靴を突っ込んで洗濯開始。靴ひもはつけたままで大丈夫です。
この洗濯機で洗えるのは、綿や化織の靴です。皮革、金属スパイク付きの靴は洗えません。
泡にまみれて洗われているスニーカーの姿。
水量が少ない理由は、多すぎるとスニーカーがぷかぷか浮いてしまい、ブラシでこすれなくなるからです。ちゃんと計算された水量なのだと思います。
ちなみに、普通の洗濯機の水量でスニーカーを洗うと、靴底のラバーが水に浮くので、靴底を上に裏返しに水面に浮いてしまい、全く洗えません。コインランドリーの靴用洗濯機は、最も効果的にブラシが靴に当たる水量に調整されているのだと思います。
10分ほど洗って、10分ほど脱水。さらに2分の追加脱水をして、大方の水分を飛ばします。
スニーカー専用乾燥機
洗いあがったスニーカーを、乾燥機で乾かします。この小さな箱が靴専用の乾燥機です。
扉を開けると、熱風が噴き出すノズルが4本、突き出しています。ノズルに靴をセットして、一度に2足を乾燥させることができます。
今回は1足だけなので、2本のノズルにセットします。
扉を閉めて100円を投入。
電気式なので、ガス式乾燥機ほどの熱風はでません。50度程度の優しい温風です。靴(スニーカー)には接着剤が多用されているし、ゴムやウレタンなど熱に弱い素材も多いので、このくらいの温度がちょうどよいのだと思います。
もう少し温度が高ければ熱による殺菌効果もあるのでしょうが、そこまでは無理のようです。
ちゃんと脱水できていれば、20分でほぼ乾燥します。あとは家に持ち帰って、ベランダに出しておけば、カラッと乾きます。
靴(スニーカー)用洗濯機のあるコインランドリー
靴(スニーカー)を洗える洗濯機がどこのコインランドリーにあるかわからない方のために、所在地を調べられる参考リンクを紹介します。
全国に200店以上を展開する大手のコインランドリーチェーンの公式サイトです。北海道から沖縄まで店舗があります。もちろん東京にもあります。24時間営業。
東京、横浜に8店舗を展開しています。24時間営業です。
東北地方から九州沖縄まで広く展開しています。24時間営業です。店員が常駐する有人店舗もあります。
九州地区に店舗が集中しているようですが、東京、大阪などにも少しあります。
上記のリンク先は、いずれも大手コインランドリーチェーンの公式ウェブサイトです。ほぼ全店に靴(スニーカー)用洗濯機が設置されているようですが、念のためサイトに記載されている運営会社の本部に電話確認してからいかれるとよいと思います。
本気で洗うなら手洗いで
靴用の洗濯機は、写真のようにザックリした洗い方です。かなり中途半端な仕上がりになります。
本気できれいにするなら、手洗いで、それなりの洗剤を使って、洗ってください。数時間つけ置きして洗えば、万全です。
シューケア用品で有名なコロンブス公式の、スニーカーの洗い方動画を御覧ください。
動画で使っているケアキットはこちら。
シャンプーだけでよいなら、こちらですね。
レザーを使っているスニーカーなら、こちらのレザー用洗剤で大切に洗ってください。
そして、掃除道具でおなじみの激落ちくんの靴洗いブラシです。
これなら本当にきれいになりますよ。