ラミシール錠(飲み薬)、ラミシールジェネリックの通販 – 爪水虫の方にも

水虫治療薬ラミシール

水虫の治療薬「ラミシール」の入手方法は2つあります。

  1. 病院で医師に処方してもらう方法(処方薬)
  2. 一般の薬局や通販で購入する方法(市販薬)

手軽に購入できる市販薬でも使い方がよければ完治が可能です。なぜなら、市販薬も処方薬も、ラミシールなら薬効成分は同じだからです。

ラミシールの成分

水虫の原因となる白癬菌を殺菌する有効成分を「抗真菌薬」と呼びます。ラミシールで使われている抗真菌薬は「テルビナフィン塩酸塩」です。

テルビナフィン塩酸塩

テルビナフィン塩酸塩は、白癬菌の細胞膜の生成を阻害する作用があり、水虫のほか、陰部(外陰部・性器)のカンジダ症やタムシ、シラクモなどの感染症の治療薬としても使用されます。(参考:KEGGなど)

「テルビナフィン塩酸塩」を主成分とする水虫薬は、いくつかの製薬会社がそれぞれのブランドで販売しています。「ラミシール」はそのようなブランド(商品名)のひとつで、世界最大級のグラクソ系列の製薬会社が製造販売しています。

「ラシミール」と表記してあることがありますが、これは誤記です。正しくは「ラシール」です。

わたしが水虫治療のために訪れた皮膚科で処方されたのも、この「ラミシール」でした。下の写真が、その実物です。わたしはこの薬を4カ月塗って、長年の水虫を完治させました

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ラミシールの種類(形状)

ラミシールには、塗り薬(外用薬)と飲み薬(錠剤・内服薬)があります。塗り薬はさらに、クリーム剤液剤の2種類があり、副成分の違いによって、さらにそれぞれ「AT」と「プラス」の2系統にわかれます。

  • 「AT」は、抗真菌薬(殺菌成分)のみを含むシンプルな薬です。
  • 「プラス」はATをベースに、さらに消炎剤やかゆみ止めなどを配合した(プラスした)多機能の薬です。

ラミシールの購入方法(塗り薬、飲み薬)

ラミシールクリーム(塗り薬)

ラミシールの塗り薬は一般の薬局で市販しており、医師の処方箋なしで購入できます。また、Amazonや楽天でも販売しています。

皮膚科の医師に処方箋を書いてもらって調剤薬局で購入することもできます。処方箋があると健康保険が適用になるので、一般の薬局で市販薬を買うより安価に購入できます。

ラミシール錠

飲み薬のラミシール(ラミシール錠)は効果が強いため、日本では処方薬あつかいです。したがって、一般の薬局では買えません。入手するには、医師の診断を受けて処方してもらうか、または、自分で海外から個人輸入します。ラミシール錠の入手方法は、のちほど御説明します

ラミシール錠の現在の価格を見る

ジェネリックラミシール

治療費を節約するためにジェネリック薬を利用することもできます。ジェネリック・ラミシールの購入方法は、この記事の後半でご説明します。薬局で購入する市販薬のラミシールより安く購入できます。

ジェネリックラミシールの現在の価格を見る

水虫の症状にあわせた選択を

前述のとおり、ラミシールには5種類あります(塗り薬4種類、飲み薬1種類)。水虫治療の効果をあげるには、正しい使い分けが大切です。

皮膚科で水虫薬を処方してもらうときは、医師が判断して適切なタイプを処方してくれますが、市販薬で水虫治療をするなら、その判断を自分でしなければなりません。

クリームと液剤の違い

もっとも広く使用されるのはクリーム剤ですので、クリーム剤の説明から始めます。

ラミシールクリーム(クリーム状のラミシール)

クリーム剤とはどういうものか?

クリーム剤は、薬効成分を脂肪性の溶剤に練りこんだものです。市販薬のラミシールクリームの場合、薬効成分「テルビナフィン塩酸塩」は全体の1%(重量比)で、あとの99%はワセリンなどの溶剤が占めています。

どういう症状のときに使うか

水虫が白くふやけたり、ジュクジュクしている場合は、皮膚への刺激がやわらかなクリーム剤を使うことが多いようです。

わたしはこの状態で処方されました

わたしが受診した病院では、指のまたの皮膚が裂けている部分に塗布するためにクリーム剤を処方されました。そのときの患部の状況は下の写真のとおりです。

左足 小指と薬指の間

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左足 薬指と中指の間

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このように皮膚の損傷がひどかったので、刺激の少ないクリーム剤を処方されたのだと思います。

わたしの場合は、クリーム剤が正解だったようで、完治に至りました。みなさんが治療をする際は、ご自分の水虫の患部を観察して、どのタイプのラミシールが合うのか考えてください。

なお、使ってみてあとから変更しても別に構わないようです。形態上のタイプは違っても殺菌成分は同じですから、最初からさほど厳密に考える必要はありません。

液状のラミシール

液剤とは、薬効成分を水やアルコール系の溶剤に溶かし込んだものです。

液剤の長所としては、

  • サラッとしているので乾燥型のカサカサした水虫の治療に適する
  • クリーム剤に比べて、塗布の際に手が汚れないという使用上のメリットがある

などと言われます。

もっとも実際には、医師や薬剤師がクリーム剤を勧めることが多いため、液剤を使っている人は少ないようです。

わたし自身の感想としても、クリーム剤で十分効果があるので、あえて液剤を使う必要はないように思います

市販薬のラミシールは4種類

街の薬局で購入できる4種類のラミシールを順に御紹介します。

ラミシールクリーム(AT、プラス)

処方薬と同じ成分のラミシールATクリーム

ラミシールATクリームは、殺菌成分であるテルビナフィン塩酸塩を、医師が処方するラミシールクリームと同じ1%含有します。

含まれる成分は殺菌成分だけで、「かゆみ止め成分」や「消炎剤」は配合されません。そのため、市販のラミシールの中で一番安価です。通販なら800円程度で購入できます。

ラミシールATクリームは、かゆみ止め成分を含まないシンプルな薬なので、薬品による皮膚のかぶれが出る可能性が低いと言われます。肌が敏感で、過去に薬でかぶれた経験がある方は、シンプルで刺激の少ないラミシールATクリームが向いているかも知れません。

かゆみが強い場合はラミシールプラスクリーム

ラミシールプラスクリームは、ラミシールATクリームをベースに、「かゆみどめ」や「消炎成分」を配合した製品です。価格はラミシールATクリームの約1.5倍です。

かゆみが酷かったり皮膚が炎症を起こしている場合には、最初の一週間程度は消炎作用のある「ラミシールプラスクリーム」を使用することを、製剤メーカーは推奨しています。

最初はメーカーの推奨に従ってラミシールプラスを使い、かゆみや炎症が治まったら、安価なラミシールATクリームに切り替えればよいと思います。

どちらを使えばよいかわからないときは、とりあえず安い「ラミシールATクリーム」を買ってためしてみればよいと思います。

ラミシール液(AT、プラス)

液状のラミシールも、一般の薬局で市販されています。

クリーム剤と同じく、殺菌成分だけのラミシールAT液と、それをベースにかゆみ止めや消炎成分を配合したラミシールプラス液の2種類があります。

ただし、皮膚科医の著書などを見ると、液剤を勧める意見は少なく、塗りやすさや浸透しやすさの観点からクリーム剤を勧める意見が多いようです。

ラミシールAT液

殺菌成分(テルビナフィン塩酸塩)のみのシンプルな薬で、かゆみ止め等は配合されていません。それゆえ安価です。

ラミシールプラス液

殺菌成分に加えて、「かゆみ止め」などの副成分が配合されています。

ラミシールのジェネリック薬品

治療費用をおさえたいなら、ジェネリック薬品を利用することもできます。ラミシールはすでに薬効成分の特許が切れているので、同じ薬効成分を使った安価なジェネリック薬が、後発医薬品メーカーから発売されています。通販で購入できます。

ジェネリックのラシミールは30gのチューブで販売されています。クリーム剤です。

ジェネリックラミシールクリーム(30g)

30gのチューブ一本で3週間使えるので、3カ月だと4本で4500円。薬局で買うラミシールの3分の一程度の費用で済みます。
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ラミシールの飲み薬(ラミシール錠)

角質の奥に白癬菌が深く入り込んだ「かかと水虫」や「爪水虫」は、表面から薬を塗布しても完治が困難です。このような「かかと水虫」や「爪水虫」の治療には、病院では水虫薬の飲み薬(錠剤)が処方されます

この水虫用の錠剤(ラミシール錠など)は、身体への影響が大きいため、日本国内では市販薬として販売されていません。処方箋がなければ国内の薬局では買えません。

したがって、あなたの水虫が「爪水虫」や「かかと水虫」にまで進行し、塗り薬で完治できない場合には、皮膚科を受診して飲み薬(錠剤)を処方してもらう必要があります。

病院では、定期的な血液検査によって副作用の有無を確認しつつ、必要に応じて飲み薬を処方してくれます。

どうしても病院に行く時間がとれず、自分で購入したい場合には、海外から個人輸入することもできますが、その場合は完全な自己責任で使用することになり、相応のリスクがあります。個人輸入用のサイトには用法・容量・副作用などの注意事項が書いてありますので、よく読んで検討してください。

ラミシール(Lamisil)個人輸入用 250mg × 28錠(約1カ月分)

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ラミシールの治療期間、完治までの費用

人間の皮膚の表面では、古い角質が垢になって剥がれ落ち、深い層で新しい皮膚が生まれて、細胞が入れ替わっています。皮膚の細胞が新しく入れ替わることを「ターンオーバー」と言います。

ターンオーバーの周期は約3カ月。つまり、3か月たてば、皮膚は全部新品になります。したがって、この3か月のあいだ新しい細胞への水虫菌の感染を防止すれば、古い細胞に巣くう水虫菌(およびその死骸)は、アカと一緒に体から出ていき、水虫は完治します。

つまり、水虫の最低治療期間は、3ヵ月ということになります。

水虫薬は足全体に塗る

水虫菌は症状が出ていない場所にも潜んでいるので、水虫薬を使うときは足の指の間、足の裏、側面など足全体に塗布しないと意味がありません。

塗り薬は、飲み薬のように全身に効果があるわけではなく、塗布した部分の水虫菌にしか作用しないので、塗り残しの部分があると、後日、水虫が再発する可能性があります。

参考までに、わたしが皮膚科でラミシールクリームと一緒にもらった塗り方のパンフレットをのせておきます(クリックで拡大します)。水虫薬を塗るべき場所が赤の斜線で示されているので、参考にしてみてください。

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わたしの主治医は、水虫の症状が出ていない方の足にも塗布するとなお良いと言いました。私は、左足が水虫でしたが、2日に一度は右足にも塗りました。

このとおりに治療を実行すると、10g入りのラミシールクリームが約1週間弱でなくなります。3カ月だと12本。市販薬のラミシールクリームは約1000円なので、完治までに必要な費用は約12000円です。

1万円以上の出費は痛いですが、水虫が完治した後は本当に快適になるので、頑張って完治を目指してください。

もしも費用的に負担が大きいなら、ジェネリック薬の利用や、健康保険が使える処方薬の利用も検討されるとよいと思います。