水虫は冬になっても自然治癒しません – 冬こそ水虫治療

2016年11月26日

冬なのに水虫が悪化することが稀にあります。水虫は冬になれば症状が改善しますが、自然治癒するわけではありません。いつ再発しても不思議はありません。

冬の水虫

水虫は夏のもの、というイメージがありますね。たしかに、高温多湿な6月から8月にかけてが、水虫の最盛期です。

そして、涼しくなるにつれて水虫に苦しむ人が少なくなり、冬はなんとなく落ち着いて過ごせる。

しかし、水虫は虫という字はつきますが、やぶ蚊やセミのように夏の終わりとともに儚く死んだりしません。水虫は虫ではなく細菌なので、冬の間も人間の皮膚の中で生きています。

気温が低く乾燥している冬は、水虫菌(白癬菌)が苦手な季節です。水虫菌は温度が15度以下になると活動を休止します。だから、冬には一時的に症状がおさまります。しかし、いずれ暖かくなれば、水虫はまた活動を始めます。

–水虫菌の活動温度–

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冬でも活動する水虫

冬でも水虫が悪化する場合があります。冬になると厚手の靴下を履いたり、革のブーツを履いたりしますよね。厚手の靴下や革のブーツの中は冬でも湿度や温度が高いです。水虫が活動する条件を備えています。

足温器(フットウォーマー)やボア付きルームシューズ、こたつ、電熱式のレッグマットなども冬のアイテムですが、ぽかぽか暖かければ、水虫が繁殖しやすい環境になります。

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最近はどこも暖房がよく効いていて、冬の電車やビルのなかで汗ばむことも珍しくありません。うっすら汗ばんだら、靴を履いた足の指の間の湿度は100%に迫ります。

せめて家にいるときは、多少冷たくても、素足か薄手の靴下で過ごすことをお勧めします。そして就寝時は、靴下を履かずに布団に入るほうが足の健康には適しています。

冬は水虫治療のチャンス

冬でも水虫菌は生きていますが、常に高温多湿な夏に比べれば活動レベルが低下します。水虫を治療するには絶好の季節です。

夏に水虫で苦しんだ人は、冬になってかゆみが収まっても、来年の夏に備えて治療を始めましょう。

水虫の症状が出ていないのに毎日かかさず薬を塗るのは面倒ですし、忘れがちです。1日ぐらいいいや、3日くらいあいても大丈夫だろう、そして、治療中断となりがちです。

かなり意識的に頑張らないと、冬の水虫治療は継続しません。でも、がんばって継続すれば、来年の春、夏は、水虫のないきれいな足で過ごせます。

水虫薬の選び方 – おすすめの水虫薬

水虫が完治するまでの治療期間はおおむね3か月。12月に始めれば、3月に暖かくなる前に水虫菌を根絶できます。

3か月間の治療計画

わたし自身の水虫治療の経験に照らして、冬の水虫治療のタイムテーブルを作ってみました。

  • 12月 治療開始
    使っている水虫薬の用法用量に従って、毎日1回または2回、薬を塗ります。このとき、水虫の症状がでていない方の足も含めて両足に塗ります。症状がなくても水虫菌に感染している可能性が高いからです。
  • 1月 治療継続
    皮膚のなかの水虫菌はすでに弱体化しています。部屋のカーペットに掃除機をかけ、生活環境から水虫菌を一掃します。靴は買い替えるのが理想的ですが、それが無理ならせめて内側をタオルなどでよく拭いてください。スニーカーなら洗濯して水虫菌を洗い流してください。
  • 2月 治療継続
    根気よく薬を塗ってください。
  • 3月 治療終了
    3か月以上毎日薬を塗ったなら、治療は終了です。

来年の初夏はきれいな足でサンダルを履けるはずです。